イランカラプテ〜
どうも、ちゃいよーです。
・スマホ画面をみながら歩く
・食事をしながらテレビをみる
・電話をしながらSNSをチェックする
これらの行動の全てがマルチタスクです。マルチタスクとは、2つ以上のことを同時に行うことを指します。
一見すると、マルチタスクは効率が良いようにみえるでしょう。
さまざまな研究で、人間はマルチタスクはできないことが明らかになっています。歩きスマホはマルチタスクではありません。ただ、タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけ。
ミシガン大学の研究では、マルチタスクをする人はタスクを1つずつ行う人と比べ、生産性が約40%低いことがわかりました。
マルチタスクは非効率!ただし、マルチタスクをしても効率が下がらない人がいるのも事実です。
ある研究では、人類の2%はマルチタスクをしても生産性が下がらない「スーパー・タスカー」だとか。
大半の人はマルチタスクによって効率が下がります。ただ単に効率が下がるだけではありません。マルチタスクには、様々なデメリットが複数の研究によって明らかになっています。
それでは、マルチタスクのデメリット5選を紹介します。さっそくいっちゃいよー。
もくじ
IQの低下
イギリスの心理学者らは、マルチタスクによるストレスによって、IQが10ポイントほど低下すると語っています。
ロンドン大学がイギリスで働く1100人以上の会社員を対象に調査したところ、パソコンやスマホによるマルチタスクによってIQが一時的に下がることがわかりました。
IQが高いにこしたことはありません。IQが高い人は、そうでない人よりも年収が高く、健康的で日常的な問題が少なくことがわかっています。
マルチタスクで頭の回転が遅くなったと感じている方は、知能アップ術を試してみてください。(【科学的に正しい】知能を高める3つの方法)
学力の低下
東北大学の川島教授が仙台の市立中学生2万2390人を対象に調査し、独自の解析を行ったところ、スマホの長時間使用は学力の低下を招くことがわかりました。
川島教授は、マルチタスクによる注意力低下を示唆しています。アメリカの別の研究でも、スマホのマルチタスクによる学力低下を指摘しています。
ストレスになる
ミシガン大学の心理学者、David Meyer博士は、マルチタスクは脳内ホルモンを過剰に刺激し、慢性的なストレスを引き起こすとを危惧しています。
ストレスホルモン「コルチゾール」の過剰分泌は、免疫力の低下、うつ病、記憶力の低下などをもたらします。そのストレス、日々のマルチタスクが原因かもしれません。
コストがかかる
マルチタスクによる注意力散漫は、損失を生みます。
コンサルティング会社Basexが2007年に発表した調査によると、注意力散漫によるパフォーマンス低下などを含めた企業の損失は、年間6500億ドルに及ぶと推定しました。
マルチタスクで無駄な損失は大きいです!
太る?
マルチタスクによって太るかもしれません。テレビを見ながら食事をした場合、食事に集中した時よりも食事量が増えることがわかっています。
また、イギリスのブリストル大学が行った研究では、食事をしながらカードゲームをするグループと食事に集中する2つのグループに分け、調査しました。
その結果、食事をしながらカードゲームをしたグループは「満腹感が少ない」ことがわかりました。満腹感の少なさは、間食や食べ過ぎに影響するでしょう。
食事中のマルチタスクによって、太るかもしれません。
マルチタスクは非効率でストレスになる
マルチタスクは非効率で様々なデメリットがあります。いますぐやめるべきです。
特にスマホやパソコンによるマルチタスクが大半でしょう。スマホの使いすぎには気をつけてください。(【科学的根拠あり】スマホの弊害5選)
僕自身、ついついスマホをさわってしまい、仕事がはかどらないことも多々ありました。自分なりに環境を整えることが大事です。(【スマホ依存をやめたい方)スマホ依存から抜け出す5つの方法)
それでは、マルチタスクをやめて、生産的な日々をおくりましょう!
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