おすすめのドキュメンタリー映画10選【映画好きブロガー厳選】

イランカラプテ〜、どうもちゃいよーです。

ドキュメンタリー映画は、現実の出来事や人々を深く掘り下げ、私たちに新しい視点や理解をもたらしてくれます。

感動的な物語や社会問題、歴史的な出来事を通じて、観る者に大きな影響を与えることもあります。今回は、映画好きな皆さんにぜひ観てほしいおすすめのドキュメンタリー映画10選を紹介します。

どの作品も、忘れられない体験を提供し、深く考えさせられる内容ばかりです。それでは、ドキュメンタリー映画の世界へ一緒に旅立ちましょう!

もくじ

おすすめのドキュメンタリー映画10選

オーシャンズ

「オーシャンズ」は、2009年に公開されたフランスのドキュメンタリー映画で、ジャック・ペランとジャック・クルーゾーが監督を務め、海洋生物の多様性や美しさ、そして環境保護の重要性を壮大な映像で描いています。

2010年のセザール賞で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。とにかく映像が美しい…。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」は、2019年に公開された日本のドキュメンタリー映画で、作家三島由紀夫と東大全共闘(全日本学生自治会総連合)との討論を扱った作品。

この討論は1969年に東京大学で行われ、当時の日本の社会情勢や学生運動の中で大きな注目を集めました。

作品では、当時の映像と共に関係者や学者・文化人へのインタビューも含まれ、討論の背景や意義を多角的に探求しています。

正直、内容は抽象的で難しい。ただ、凄まじい熱気が画面から伝わってきます。時代の渦を感じたい人はぜひ。

「A」

「A」は、森達也監督による1998年の日本のドキュメンタリー映画で、オウム真理教の内部に密着し、その実態を描いた作品です。

映画は、オウム真理教の広報担当者である荒木浩を中心に、教団の活動やメディア対応、内部の葛藤を詳細に描写しています。

映画は、オウム真理教の内部の生活と、1995年に発生した地下鉄サリン事件後の混乱の中での活動を追っています。

オウム真理教のメンバーの日常生活や、彼らが直面する困難、内部での意見の対立など、あまりにもリアルなで衝撃的な映像。まさにドキュメンタリー。

プリント・ザ・レジェンド

「プリント・ザ・レジェンド (Print the Legend)」は、2014年に公開されたドキュメンタリー映画で、3Dプリンティング業界の成長とその裏側を描いた作品です。

サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)映画祭で特別審査員賞を受賞しています。3Dプリンティングの技術革新と、それに伴う企業や人々のストーリーを追っています。

スタートアップの気概と勢いが凄まじく、ワクワクするドキュメンタリー。

この作品が公開されてから10年、いまから観る人はちょっとした答え合わせができるのもお楽しみポイントですね!

ラッカは静かに殺されている

「ラッカは静かに殺されている (City of Ghosts)」は、2017年に公開されたドキュメンタリー映画。

シリア内戦中のラッカ市におけるイスラム国(ISIS)の占領と、それに対抗する市民ジャーナリストグループ「Raqqa is Being Slaughtered Silently(RBSS)」の活動を追った作品です。

命をかけて伝え続けた彼らの活動に世界中に大きな影響を与えました。目を背けたくなるような残虐なシーンもあります。

とはいえ、彼らにとっては現実でしかない。この映画を観たとしても、僕らは彼らに直接何かをすることはできない。

でも、この作品を他の人に共有したり、世界について考えたり、できることがあるはず。

ビヨンド・ユートピア

「ビヨンド・ユートピア (Beyond Utopia)」は、2023年に公開された北朝鮮から脱北する人々を追ったドキュメンタリー映画です。

北朝鮮の厳しい抑圧から逃れようとする家族や個人の壮絶な脱出劇を描いています。

支援団体や活動家の存在もクローズアップされているので、彼らの活動に共感したら、何か形で支援する方法を探してみるのも良いかもしれません。

世界の果ての通学路

「世界の果ての通学路 (Sur le chemin de l’école)」は、2013年に公開されたフランスのドキュメンタリー映画。世界中のさまざまな地域で過酷な環境を乗り越えて学校に通う子供たちの姿を追っています。

ケニアのジャクソンと妹のサルムは、象や危険な動物がいる野生のサバンナを歩いて、片道15キロメートルの道のりを通学。またモロッコのザヒラとその友人たちは、険しい山道を通り、寄宿学校に通うために毎週片道22キロメートルを移動している。

インドのサミュエルは、車椅子を押してくれる弟と友人とともに、舗装されていない道を今日も進む。一方、アルゼンチンのカルロスと妹のミカエラは、毎日片道18キロメートルの砂漠地帯を馬に乗って通学している。

通学路にフォーカスした映画、他にはないんじゃないかな。次回作は通勤路でお願いします。

映画の音楽世界

「映画の音楽世界 (Score: A Film Music Documentary)」は、2016年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画で、映画音楽の作曲家やその制作過程に焦点を当てた作品です。

監督はマット・シュレイダーが務め、映画音楽の制作の舞台裏や作曲家たちのインタビューを通じて、映画音楽の魅力と重要性を伝えています。

映画音楽は、映画を鑑賞するときに見落としがちな存在でありながら、物語の感情を引き出し、視覚的な体験を深める重要な要素。

映画鑑賞の「新たな視点」をもたらすドキュメンタリーです。

アクト・オブ・キリング

「アクト・オブ・キリング (The Act of Killing)」は、2012年に公開されたドキュメンタリー映画で、ジョシュア・オッペンハイマーが監督を務めました。

この映画は、1965-66年のインドネシアでの大量虐殺の加害者たちに焦点を当て、彼らが自らの行為を再現する様子を描いています。

加害者が誇らしげに当時を再現するシーンは胸くそ悪すぎる…。心の調子が良い時に観ることをおすすめします。

スーパーサイズミー

「スーパーサイズ・ミー (Super Size Me)」は、2004年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画で、モーガン・スパーロックが監督・主演を務めました。

この映画は、30日間にわたって毎日マクドナルドの食事のみを摂取するという実験を通じて、ファストフードの健康への影響を探るものです。

結果はネタバレになるので書きません。監督、体張るねぇ。

まとめ:おすすめのドキュメンタリー映画10選

ドキュメンタリー映画って、普段の生活ではなかなか知り得ないリアルな現実や、驚くような視点を教えてくれますよね。今回ピックアップした10本は、どれもそれぞれのテーマに深く切り込み、観た人に何かしらのインパクトを残す作品ばかりです。

どの作品も、一度観たらきっと心に残るはず。ぜひ、この機会に新しい視点や知識を得るためにチェックしてみてください。そして、観たあとの感想や気づきを、コメントでシェアしてもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでくれてありがとう、イライヤイケレ!

ABOUT US
ちゃいよー
フリーランスWebライター・ブロガー。某国際系大学卒業後、某ITベンチャ企業の内定を辞退し、そのままフリーに。主にライター業を営みながら、国内外を転々としている。旅・読書・映画な日常。ほぼニート