イランカラプテ〜
どうも、ちゃいよーです。
あなたは何を基準に仕事を選びますかー?給料・社長・福利厚生・業界、人それぞれでしょう。
昨今は、終身雇用が崩壊しつつあり、誰でも様々な仕事を選ぶ時代。業界の異なる複数の仕事をこなす人も少なくありません。
仕事が多様化し、個人に合った仕事が選べます。でも、どのように選べば良いでしょうか。その選び方は本当に正しいのでしょうか?
そこで今回は、海外の研究や調査をもとに、科学的に間違えた仕事の選び方5選を紹介します。(ちなみに、ここで正しい仕事の定義は、幸福度が最大化される仕事のことです。)
それでは、さっそくいっちゃいよー。
もくじ
好きを仕事する
「好きを仕事に!」を聞くことはありますが、科学的に正しくないようです。
2015年、ミリガン州立大学が行った「好きなことを仕事にする人は幸せか?」というテーマで数百もの職業の人々に聞き取り調査を実施。
同研究では、適合派と成長派に分類。
適合派は、「好きなことを仕事に!」と考えるタイプ
成長派は、「仕事を続けたら好きになる」と考えるタイプ
その結果、適合派の幸福度が高いのは、最初だけ。長期的な視点(1〜5年)でみれば、成長派の方が幸福度や年収が高いことがわかりました。
好きなことを仕事にすると、期待する分、現実とのギャップで幸福度が下がってしまいます。他の研究では、好きなことを仕事にすると、スキルが伸びないという結果が出ています。
僕自身、「好きを仕事に」派ですが、科学的には違うんですね。むしろ、目の前の与えられた課題をしっかり行うことが仕事への満足度やスキルアップに繋がるようです。
業界や業種で選ぶ
業界や業種で仕事を選ぶ人も多いでしょう。「これからはITの時代だ!」「銀行はオワコン」なんてよく聞きますね。
とはいえ、業界や業種で選ぶには大きな落とし穴があります。それは、「専門家の予測はほとんどあてにならない。」ことです。
専門家や自分の未来予想に関する数々の研究で、人間は未来を正しく予測できないことがわかっています。
変化がめまぐるしい現代社会では、一生安泰な業界だと存在しません。「この業界や業種は安泰!」と安直に決めるのはやめましょう。
楽な仕事を選ぶ
人は楽をしたい生き物。できるだけ楽な仕事をしてお金を稼ぎたいと考える方も多いでしょう。しかし、楽だからといって幸せになるとは限りません。
3万人の公務員を対象にしたイギリスの研究によると、組織内で地位の低い人は、地位が高く重大な仕事をする人に比べ、死亡率が2倍という結果になりました。
動物の研究でも、仕事量が少ない個体ほどストレスホルモンの分泌量が高いことがわかっています。
仕事には適度なストレスが必要です。
性格テストで選ぶ
就職活動で性格テストを受けませんでしたか?僕も様々な種類の性格テストを受けました。「エニアグラム」などが有名ですね。
しかし、性格テストに科学的根拠はほとんどありません。
例えば、2011フロリダ州立大学が発表したメタ分析では、就活などで使われる「RIASEC」というテストに関する研究74件を調査したところ、RIASECの予測力はほとんどないことが明らかになりました。
給料で選ぶ
給料の高さで選ぶ人もいるでしょう。せっかく働くなら給料が高いにこしたことはありません。
ただ、幸福度の観点からいうと、仕事の給料は幸福度に関係していないことがわかっています。
フロリダ大学が行った「お金と仕事の幸福」に関する86件の研究をメタ分析によると、給料は仕事の満足度にほとんど影響しないことがわかりました。
他の研究では、お金による幸福よりも、健康や人間関係による幸福の方がはるかに大きいことがわかっています。
幸せはお金じゃない。なんて言いますが、科学的に証明されているんですね。
そもそも、別記事(【学生必見!】バイト以外でお金を集める方法5選)でも紹介しましたが、昨今は仕事の給料以外にもお金を集める方法はいくらでもあります。
お金のために働く時代は終わりました。(【誰でも稼げる時代】お金のために働く時代は終わった)
科学的根拠を参考に正しい仕事選びを!
意外な情報もあったかもしれません。先輩や親の意見は仕事選びで参考になるかもしれませんが、あくまでイチ個人の意見。
多くの研究者が時間とお金を費やし、仕事選びに関する研究を行ってきました。思い込みに惑わされず、科学的根拠も参考にして科学的に正しい仕事を選んでくださいね!
科学的に正しい仕事選びに関する参考書はこちら↓4021もの研究データから著者が正しく仕事を選ぶための考え方、具体的なフレームワークが紹介されていますよ。
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