イランカラプテ〜
どうも、ちゃいよーです。
2023年も読書な年でした。ある時は海辺で、またある時は喫茶店で読書にふけりました。2023年も100冊以上読んだ本の中から「読んでよかった」本を紹介します。
もくじ
2023年、読んでよかった本10選
- BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相
- 傲慢と善良
- 暇と退屈の倫理学
- 書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力
- 海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく
- 「日本」ってどんな国?――国際比較データで社会が見えてくる
- 笑いのカイブツ
- 東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか
- 語学の天才まで1億光年
- 左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ
BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相
不正が暴かれたシリコンバレー発のバイオベンチャー「セラノス」の全容を暴いた衝撃ノンフィクション。
一時期は時価総額一兆円を超えるベンチャー起業がウソまみれだったとは…。エリート大学生からサイコパス詐欺師への転落劇!
サスペンスさながらの展開に一気読みしました。
傲慢と善良
2023年に読んだ小説の中で一番グッときた。人生に寄り添ってくれる作品かと。ミステリーとしての面白さもさることながら、メッセージ性もある。
1つの大きな物語の中に多くの共感と「全く理解できない」が同居しました。まだ読んでない人はぜひ!
暇と退屈の倫理学
「暇とは何か」この大きなる疑問に対し、過去の哲学者たちの論理を説明しながら、答えを導き出してくれる哲学書。
哲学書にしては読みやすかった。とはいえ、一回じゃ理解できない‥。
「ヒマ」になったらまた読もうかな。
書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力
「書く」を続けるコツを教えてくれる指南書。本書を読んで、ありきたりなノウハウ本ではない。
背中をさすってくれるような温かみのある本。本書を読んで、また一段と書きたくなった。書くって難しそうだけど、実は簡単で、誰にでも可能性がある。
何か発信したい人や新しい習慣を身につけたい人はぜひ。
海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく
ついに出ました海外ノマドの参考書。50名以上のノマドワーカーによる生の声がつまった実践的ノマド入門!
子連れノマドや会社員ノマド、それぞれのスタイルを確立していて面白い。旅しながら働けるなんて素晴らしい時代だね。
ワクワクするなぁ〜。
「日本」ってどんな国?――国際比較データで社会が見えてくる
さまざまなデータ国際比較し、日本社会の現状を論じている一冊。
日本の現状に対する悲観的なニュースや意見を目にする機会が多いけど、具体的に何がどうなっているのか、理解できていなかった。
本書を通じて、日本の課題を網羅的に知れたのは大きい。
笑いのカイブツ
ツチヤタカユキによる自伝的小説。彼はオードリーのオールナイトニッポンではおなじみのハガキ職人であり、現在は構成作家や脚本家として活躍しています。
笑いに取り憑かれた男の狂気…。言葉のキレがえぐすぎる。中毒性やばい。
東京貧困女子。: 彼女たちはなぜ躓いたのか
女子大生、シングルマザー、派遣OL…貧困にあえぐ女性たちの物語をつづったノンフィクション。
一度落ちてしまうと戻れない「負の連鎖」がそこにはありました。どこか別世界のようなハードさだけど、紛れもなく日本にある社会問題。
生々しい内容で、読み進めるのがキツかった‥。
語学の天才まで1億光年
ノンフィクション作家ten高野氏による辺境語学エッセイ。彼の「謎の独立国家ソマリランド」を読んで以来、すっかり大ファンに。
言語学習系の本としてはあまりにもディープすぎる内容かと。笑 世界の辺境を旅しながらその土地の言葉を独自のメソッドで習得していく過程をえがいています。
語学は冒険だ。
左利きの言い分 右利きと左利きが共感する社会へ
左利き関連の膨大な資料に基づいた国内有数の左利き本!僕自身、左利きなので手を取らずにはいられなかった。
左利きに対する世界の反応、歴史上の立ち位置、偉人のエピソード、左利きフレンドリーな社会の動き等、あらゆる角度から「左利き」を一冊の本にまとめあげている。
右利きの人にこそ届いてほしい一冊。読むべし!
2023年読んでよかった本10選:まとめ
2023年も読書の年になりました。本を読む時間は美しい。贅沢の極み。
その時の気分に合わせて、ほんわかエッセイから骨太ノンフィクションまで幅広い分野の書籍を読み漁りました。
パンデミックも落ち着き、本屋に足を運ぶ機会も増え、新たな本との出会いがありました。みなさんは2023年どんな本を読みましたか?
読んでよかった本、教えてくださいね。そして2024年も本のある生活を楽しもう〜。