2022年読んでよかった本10選

イランカラプテ〜

どうも、ちゃいよーです。

2022年も本のある日々を過ごしてきました。読んだ本は100冊以上。中でも「読んでよかった」本を10冊紹介します。

社会派ノンフィクションからのんびりエッセイまで振れ幅の大きいラインナップかと。それでは、早速紹介しましょう!

もくじ

1.ヤンキーと地元

10年以上沖縄のヤンキーを密着取材した社会学者による沖縄の若者のリアルを描いたノンフィクション。

著者の打越正行氏はヤンキーのパシリとなり、潜入取材しています。暴力やドラッグにおぼれ、限られた世界でめぐる負のループ…。

そこには同じ日本とは思えない異世界が広がっていました。

2.店長がバカすぎて

ドラマ化された長編ミステリー『イノセント・デイス』の著者・早見和馬によるエンターテイメント。

主人公の谷原京子は28歳独身の書店員。彼女の勤める書店にはおバカな店長山本タケルがいて、次々とトラブルに巻き込まれていきます。

全体的にコミカルですが、ミステリー要素?もあり、思わず一気読みしました。店長にふりまわされているバイト民はぜひ。

3.伝わる・揺さぶる!文章を書く

「書く」ことの本質に迫った文章術の古典的一冊。

著者の山田ズーニー氏は、ベネッセ小論文編集長を務め、膨大な文章と向き合ってきた人物です。

頼み事、メモ、業務連絡など僕たちは日々文章を書いています。「書くこと」とはコミュニケーションの一部。どんな文章であれ、伝えたいことがあるのは同じでしょう。

本書では、「自分で考え相手に伝わる文章のあり方」を根本的に解説しています。
単なる文章術の本ではなく、コミュニケーションの本質に迫った一冊。今後も何度も読み直すであろう名著!

もっと早く出会いたかった…。

4.ある奴隷少女に起こった出来事

白人医師の奴隷少女として過ごした少女の半生をつづった壮絶ノンフィクション。とにかく衝撃的な内容…。

内容が内容なだけに、発売当初はフィクションだと思われていたようです。翻訳があらく、全体的に読みづらいですが、読んでよかった本のひとつです。

5.20代で得た知見

ポエム?エッセイ?著者が「20代で得た知見」と名付けた断片集。自分がまさに20代だからなのか、言葉がスッと入ってきました。

時にはやさしく寄り添い、時には厳しく突き放してくる言葉の数々。タイトルに「知見」とありますが、ビジネス書や自己啓発書のような「学び」のある内容ではありません。

ただ、生活を彩ってくれることは間違いない。言葉に酔いしれたい、そんな夜のお供に。

6.その農地、私が買います



「実家の土地を太陽光パネルにしたくない」

愛媛出身・東京在住の高橋さんが立ち上がった。法律や経済面、両親との意見の食い違いなど、さまざまな困難と向き合う奮闘記。

理想と現実のリアルな距離感が描かれていました。日本の社会問題の一部かと。

著者はいまも複数の問題に直面していることでしょう。今後の働き方とか生きる場所とか、絶賛お悩み中の自分に刺さる一冊でした。

7.あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣

フリーランス国際協力師・原貫太が世界のさまざまな問題について紹介した一冊。

服とバングラディッシュの労働環境、「肉食」と水戦争の関係、スマホとコンゴの性暴力とのつながりなど、僕たちの日常と世界の諸問題をつなげ、考え方のヒントをくれる内容です。

まずは世界を知ることから。勉強になりました。

8.ヒキコモリ漂流記

お笑いコンビ髭男爵・山田ルイ53世の引きこもった学生時代からお笑い芸人になるまでの半生をつづった一冊。

ただただおもしろいエッセイです。彼の人生がおもしろいし、言葉のチョイスが秀逸。文才を感じました。

もっと多くの人に知られて欲しい!

9.独立国家の作り方

インパクトのあるタイトルで思わずポチった。

著者の発想が興味深く、自分の中にある当たり前を壊してくれる。単純に著者の生き方がおもしろく、読み物として楽しめました。

10.隣人の愛を知れ


6人の出会いと別れの物語。前作「試着室で思い出したら、」も好きだったこともあり、即購入。それぞれの「愛」や「幸せ」があって、何だか切ない。

早く新作出してほしい…・

 
 

2022年、どんな本を読んだ?

こうして振り返ると、2022年もいろんな本読んでるなー。「本」当に素敵な本との出会いがありました。

2022年、あなたはどんな本を読みましたか?読んでよかった本、教えてくださいね。そして2023年も読書な年にしていきましょー!